皆さんこんにちは。
皆さん、休日はどのように過ごされてますか?
私は家族とダラダラ過ごすのが大好きなんですが、2~3ヶ月に一度の頻度で私が開催するイベントがあります。
それは、自宅でパパ寿司です!
簡単に説明すると、パパが家族のために寿司を握り、もてなすことです。
家族の目の前で注文を受けた寿司を握ります。握ったすしは当然、店と同じように注文者の皿にそっとおきます。
家族にはかなり評判が良いです。値段考えずに好きなだけ食べれるから当然ですけどねw
そうなんです!パパ寿司は値段や大将の機嫌を伺うことなく、好きなだけ握り寿司が食べれるのです。
そうなんです…デメリットはパパが握り続ける事なんです…。
うちの場合、私が握っているときは嫁がたま~~に握り寿司を口に運んでくれます。
これで演者(私のことですがw)も握り続けることができます。
そんなパパ寿司、早速いってみましょう。
寿司ネタを仕入れに行こう
寿司ネタを仕入れに行きましょう。出来れば新鮮なネタがいいですよね。
私の場合、気合の入った魚屋が近くのスーパーにあるので、そちらで購入しています。
スーパーと魚屋のネタは鮮度が全然違います。
今回は赤身、サーモン、海老、ヒラメ、ホタルイカ、たたき身の6種類を購入しました。
値段は4,000円と少し高く感じますが、家族3人が店で食べる値段と比較したら、若干安いのかな?とも感じました。
寿司を握るまでの事前準備
寿司ネタの準備
まずは寿司ネタです。
柵(サク)の場合は厚めのものを選ぶとお寿司用のネタにしやすいです。薄めの柵の場合は、包丁入れ方で調整します。
刺身パックを選ぶときは、幅が広いものを選びましょう。そうしないと、握るときに厳しいです。
厚さは3ミリ程度と言われてますが、感覚的に「薄く」で良いと思います(笑)。
家庭で握るお寿司ですので、そこまでこだわる必要はないと思いますが…。
寿司ネタは厚く切ってしまうと、握るときが大変です。
また、寿司ネタは短く切り過ぎてもシャリを包めなくなるため、気持ち長めに切りましょう。
これぐらいの長さと幅があれば、握るときかなり楽です。
身が薄い魚は斜めに包丁を入れて、そぐように切ると幅のある切り身になります。
ヒラメを切って感じましたが、ヒラメは非常に切りにくかったです(生たこ等も切りにくいと思います)。
もし可能であれば、魚屋に寿司ネタ用で切ってくれるかどうか確認しましょう。OKなら迷わず頼みましょう。
酢飯の準備
うちは大人2人の小学生1人で、お米は3合炊きます。
お米3合に対してお酢は100mlです。
うちが利用しているお酢は「内堀醸造 美濃特選すし酢」です。
普通のミツカンなどのすし酢と比べると、芳醇な香りがおいしく、最高です。
炊き立てのご飯を大き目のボールにうつし、寿司酢を入れまわします。
このとき、しゃもじでご飯を切り過ぎてしまうと「粘り」が出てきます。粘り気があると、握るのが難しくなります。
少し混ぜたら、荒熱を取りましょう。
夏であればうちわで多少あおぎますが、冬は少し置けば十分荒熱は取れます。
酢飯にゴマを投入しよう
パパ寿司の非常に重要なポイントです。煎りゴマを酢飯に入れます。
ゴマを酢飯にあわせることで食感と風味をアップさせてくれます。
この技は是非一度、お試しください。喜ばれること間違いありません。
完成したイメージです。結構な量のゴマをあわせています。
また、手酢も準備しましょう。
水100mlとお酢100mlを小さいボウルに入れる
※手酢とは、寿司を握る時に手をしめらせるための酢水。
私はひとつ握ったら手酢で手をしめらせています。なので、握り終わる頃には手がふやけてます(苦笑)。
寿司を握ってみよう
下準備が完成したら、いよいよ握ります。
演者としての技量が試されます(←)
利き手に酢飯をとります。画像のように少な目が良いです。
少な目が良い理由は、ネタを上にのせたときに握りやすいからです。
逆にシャリが大きいと、ネタで上から包めなくなります。
また、シャリの量は少ない方が絶対に食べやすいです。
慣れないうちはシャリを多くとりがちなので、自分が少ないと感じる以上に、少なくとってみて下さい。
シャリを利き手に取ったら寿司ネタを逆でとります。
寿司ネタの上にシャリをのせます。
のせたら、シャリの中心をグッと親指でおします。
押す理由は、シャリに空気を含ませるためです。
凹ませることで、口の中に入れたときフワッとした食感が出せます(気がします)。
あとは…凹んでると皿にのせやすいw
親指でシャリを押したら、左手の上でコロンと天地(上下)をひっくり返します。
画像のように刺身が上に来るはずです。
1.右手の親指と中指で寿司の両側をおさえて、整形します。
ほんの少し押す程度なので、力を入れ過ぎないように注意しましょう。
2.次に左手で寿司を包むように持ちます。右手の人差し指で寿司ネタの上からふたをする感覚で押します。
この工程でも力を入れ過ぎないようにします。
動画や実際に店の大将を見てると、人差し指と中指の2本で寿司ネタの上から押さえる人が多いです。
もしかした2本の方が綺麗に整形できるのかもしれません。
1と2の工程が1セットで、合計3セットやります。
1セット終わったら寿司を180°回転させて、次セットに移ります。
1セット終了後、寿司の向きを180°変えます。
画像では右手の親指が外側になるように、寿司の両側をもちます。
寿司をもったら外側にあった親指が内側にくるように、クルンと180°向きを変えます。
向きを変えたらちょうど上記画像のように、右手親指が内側に来ていると思います。
この状態になったら、1と2の工程を実行し、寿司の向きを変えてもう1セットやります。
さきほども述べましたが、私は3セットすることで寿司を整形します。
上手な人は2セットで整形できると思います。お店の大将も2セットですしね。
握り終わったお寿司です。美味しそうですね~。
この調子でたくさん握り続けます。
うちの場合は30分ぐらい握り続けています。持久力は普段から鍛えておきましょう。
まとめ
自宅でパパ寿司のススメでした。
今一度、ポイントを振り返ります。
- 家族が喜ぶ!
- 寿司ネタは薄く、幅広く切る
- 握りのシャリは少なめで!
- 酢飯に煎りゴマを混ぜる
- パパは演者になりきる!
- マラソンの如く握り続ける
パパ寿司といってますが、大事な方やご実家で披露しても、絶対に喜ばれると思います。
みんなが笑顔で食べるので、温かい雰囲気が生まれます。
そんな場を提供できるって、私はすごい事だと思います。
漢気がある読者の皆さま、ぜひ企画、実行してみてはいかがでしょう?絶対にウケます!
それでは!