はじめに
みなさん、こんにちは。
今週はほうれん草とミックスレタスの種まきをしてきました。
去年もほうれん草、レタスは栽培しておりますが、種をまく畝の場所が違ってました。
野菜によっては同じ畝に2年、3年と連続で種をまくと、生育で障害が起こります。
なので、2年3年と家庭菜園する場合、畝が被らないよう計画をたてます。
このことを「輪作年限」と言います。
輪作年限とは?
野菜は、同じ場所で同種類のものを連続で栽培すると、
生育も悪くなり、病害虫が発生しやすくなります。以上のことから連作障害を防ぐ為に、栽培する野菜の場所を
1~2年ごとに変えていく必要があります。これを「輪作」といいます。いちど植えた作物を、どの位たてばふたたび同じ場所に植えれるかの目安
(休栽期間)を指します。これは野菜の種類によって異なります。例)輪作年限の目安:
・1〜2年:ホウレンソウ、ニラ、キュウリ
・3〜4年:ダイズ、ナガイモ
・5〜6年:トマト、ピーマン、トウガラシ、ゴボウ参考:のらくり
一通り座学が終了したタイミングで、種まきの実演をしてくれました。
実演があるから自分たちが実践するとき、間違えることが圧倒的に少なくなります。
こちらのサービスは、私みたいな初心者には大変優しく、助かります。
ほうれん草の種まき
さっそくほうれん草から種まきをしていきます。
ほうれん草は春、夏の年に2回蒔く計画です。
家庭菜園のほうれん草は非常に甘みがあります。
特に冬場などは、常夜(じょうや)鍋がおすすめです!
種をまく畝は「幅60cm × 長さ100cm」です。
具体的な種まきの流れは・・
1.条間10cm~20cmで畝に溝を4列作ります。
深さは2cm程度です。
2.2cm間隔で種を「すじまき」します。
3.種の上に1cm程度の覆土をし、軽く手で押さえます。
4.乾かないようにたっぷりと水をやります。
失敗談
私は以前、種をまくときに2cm間隔だと「もう少し種をまけるのでは?」と思い、間隔を空けずに欲張って種まきをしていました。
実はこれは間違いで、今後発芽したときに「間引き」といって、生育した芽をある程度の間隔で引き抜く必要があります。
※間引くことで野菜がのびのびと生育するためです。
余計に蒔いた種がモリモリと生育したので、泣く泣く間引きしました。
まぁ・・発芽しないこともあるので、ある程度多めに蒔くのは個人的に良いとは思ってます。
その時は少し多く間引きが必要となるので、ある程度の覚悟を。
ミックスレタスの種まき
次はミックスレタスの種まきです。
だいたい20℃ぐらいが種まきに適してるので、3月下旬ごろは丁度良い環境かな。
レタス畝の大きさは「幅80cm × 長さ40cm」です。
種まきの流れは・・・
1.種をまく畝の表面を平らにします。
※傾斜があったりすると、水をまくときに種が流れるからです。
2.凸凹をなくしたら、畝の4隅に少しだけ土手を作ります。
※手順1同様、水やり時に種が流れるのを防ぐためです。
3.種が被らないようにばら蒔きします。
※上記画像の「細長く白い」のが、レタスの種です。
風が吹くとあっという間に飛んでいく、恐ろしいやつです。
4.非常に薄く土をかぶせます。もみがらを少し被せるでもOKです。
※レタスは人参と同じで、太陽の光を浴びて生育するため。
5.乾かないようにたっぷりと水をやります。
土を被せるときは、「ふるい」で土を細かくしてかけても良いらしいです。
逆に硬い土や石などは発芽の邪魔となるので、NGです。
去年蒔いたときは種が風に飛ばされて、通路にレタスが発芽してましたw
これで今回のメイン作業は完了しました。
あとは来週以降の準備として、肥料を蒔いておきます。
前準備
来週はトウモロコシの種をまくので、事前準備として肥料をまきます。
トウモロコシの畝は「幅60cm × 長さ240cm」です。
「牛ふん2.4kg、鶏ふん780g、配合肥料160g」を投入し、良く耕します。
最後に畝をよく成型し、完成です。
どうです?この洗練された形。まるで板チョコですよ!
これで今週の作業はすべて完了です。
作業時間は約1時間程度と、比較的短かったです。
冬が明けて気温も少しずつ上がってきているので、畑仕事は気持ち良いっすよ!
カラスの被害
余談ですが、画像のように畝が少し荒らされていました。
土が掘り返されてます。分かります?
お隣の畝も同じような被害にあっていたため、指導員に確認すると・・
「カラスが遊んだかもね」
との見解でした。
たしかに、作業中はカラスが上空でよく鳴いていたので、
不安には感じてましたが・・まさか食べずに遊ぶとはw
また、収穫時にはカラス以外にもハクビシンも来るそうです。
動物の方が鼻が良いから、「旬の食べどき」が分かるんでしょうね。
ネットなどで防護するなど、今後対策が必要になります。
では、今週はここまで。
あがとうございます!