皆さんこんにちは。
以前に人形町の家系ラーメンで「いなせ」をご紹介しましたが、今回は「いなせ」から歩いて20秒以内の中華屋さん、「あづま軒」をご紹介します。

あづま軒
創業は昭和20年頃で、人形町でも老舗中の老舗です。
最近改装されたらしく、店内は綺麗です。
日曜・祝日がお休みで、ランチタイムは11:30~15:00です。
2F席も結構あるのですが、コアタイムの12時~13時は混雑します。
2~3人待つ日も多くあるので、コアタイムは少し外した方が無難です。
サラリーマンはもちろん、ガテン系の方やご年配の方と、客層は様々です。
なので、雰囲気は「昭和の中華屋さん」といった、温かい感じです。
メニューですが、700円~800円が一番多いです。
定食も750円と非常にコスパが良く、ボリュームもあります。
また、しょう油ラーメン550円は、破格のお値段です。
平日は22時頃まで開店してるので、早めに終わった飲み会の〆にオススメの一杯です。
ここら辺は「いなせ」と悩みますね!
ラーメンセット
まずはラーメンセットです。ラーメン定食とは別物でございます。
ラーメン定食は「白米」と「やっこ」ですが、ラーメンセットは「チャーシュー丼」です。
ラーメンセットの方が50円ほど高いですが、チャーシュー丼になります!
私は「ラーメンセット」をオススメします。
細麺でスープは鶏ガラの懐かしい匂いが漂っています。
うん、美味しいですね。どことなくチャルメラが聞こえてきそうです(幻聴)。
スープはあっさりなんですが、鶏がらの深いコクの醤油味です。
細麺にスープと刻みネギが絡まり、手を休めることが出来ません(笑)。
麺を完食したら、チャーシュー丼とラーメンスープのセットが出来上がります。
さぁ、第2ラウンドの幕開けです!
刻みネギとチャーシューだれを白米に絡ませながら、チャーシューで優しく包みます。
チャーシューが柔らかく、口の中で旨みが広がります。
口の中に残ったメシは、ラーメンスープで一気に流し込みます。
大満足のラーメンセットでした。これで800円は破格だと思います。
何よりも昔懐かしい醤油ラーメンが食べられるのはすごく有難いです。
ニラレバ定食
13時過ぎからでないと注文が出来ない、ニラレバ定食です。
下準備に時間がかかるから?理由は不明ですが…。
ニラレバって家で作ると下準備に凄い時間がかかります。
以前、家で料理した事があるので分かりますが、血抜きが結構かかるんですよ…。
血抜きを片手間で終わらせると、レバ特有の臭みが残っちゃうんですよ。
そんな苦労を知っているだけに、お金で解決!最高です(笑)。
見て下さい。この照り!絶妙な焼き加減ですよね。
レバ特有の臭みやパサつきもなく、美味しいレバーでした。
もやしやニラ、筍も餡と絡まり美味しかったです。
少しだけ味付けが濃いと感じますが、その濃さがまた病み付きになります。
昔たべていた町の中華屋さんって、これぐらい味つけが濃かったな~って、思い出す味付けです。
この濃いタレを白米に少しだけ垂らし、一気に口の中に押し込みます!
ちゃんぽん麺
最後はちゃんぽん麺です。これは私個人的にオススメの一品です。
まず始めに、上にかかっている餡を全体に馴染ませるように混ぜます。
このとき、ゴマ油とオイスターソースの香ばしさが嗅覚を強烈に攻めてきます。
具材ですが、白菜やキクラゲ、えびなど10種類ぐらいは入ってます。
えびって茹でると何でこんな綺麗な色になるんですかね?
そんなことを思いながらバクバク食べますw
白菜が餡と絡まり、最高に美味しかったです。
たくさんの具材が入ったちゃんぽん麺ですが、一番のごちそうは何と言っても餡が溶けたスープです。
ゴマ油とオイスターソースで炒められた餡がアツアツのスープに溶け込み、さらに麺に絡まることで極上の時間が約束されます。
これが私のおすすめメニューです。夢中で食べつくしてしまう一品です。
お値段は850円と一番高いですが。
おわりに
以上、あづま軒のオススメ3品でした。
記事のはじめでもありますが、こちらのお店も例に漏れず、混みます!
ラーメンが食べたいとき、私は「あづま軒」と「いなせ」を往復します。

ただし、いなせに無い魅力の一つが「定食」です。
醤油ベースのラーメン、または「定食」をガッツリ食べたいときは、「あづま軒」をオススメします。
最近では本当に昔ながらのしょう油ラーメンが少なくなってきたなと感じています。
特に美味しいしょう油ラーメンは尚更です。
昭和20年ごろから続いてきたお店ですから、あと50年は続けて欲しいなと個人的には思っちゃいます。
下町の昔ながらの中華屋さんでした。
「あづま軒(人形町)」の住所・地図・予約
住所:東京都中央区日本橋人形町2-3-8