皆さんこんにちは。
みなさん、芸術に興味ありますか?
私はほとんどないです…が、食べ物に関する芸術ならトコトン探求しますよ!
人形町のラーメンは今まで既に、複数店をご紹介しております。
いなせ

あづま軒

今回のラーメン屋は今までとは違う、独創的な味を創出してくれます。
あらゆる素材をラーメン丼でデッサンし、芸術に昇華させてくれるお店です。
さっそくいってみましょう!
麺画廊 英(HANABUSA)とは?
一杯のラーメンを、一つの芸術作品として提供してくれます。
ゆえに店名も【麺画廊】とつきます。そうです、このお店は【画廊】なんです。
2016年4月から人形町の路地裏で麺画廊をオープンされています。
それ以前は、東日本橋で営業されていたそうです。
最初に申し上げておきます。
オススメのお店ですが、オススメしたくありません!
食べた人によっては、東京で一番美味しいラーメン屋さんと称している方もいます。
実際私も初めて食べた時、稲妻が走りましたからねw
ゆえに、胸を張ってオススメできるお店です。
案内板が出ておりますので、裏道へと入っていきます。スタイリッシュな感じですね。
こちらの案内板から10秒ぐらいの場所にあります。
店内はカウンターが5席、テーブル卓は4人掛けで、店内はすぐに満席となります。
月曜が定休日です。
画廊だけあって、おしゃれな内装です。
こんな洒落たティッシュ箱を見たのは、東急ハンズ以来です。
メニューは塩、醤油、月替わりの3種類。
具のトッピングも3種類共通でスタンダード、ワンタン増し、特製(全部のせ)等に分かれています。
2019年から木曜日だけはスペシャル営業として、「淡麗、濃厚」の2種のみとなります。
※通常の塩、醤油はありません!
メニュー①:塩ラーメン
塩ラーメン 1,150円
今回注文した作品は塩特製(全部のせ)ラーメンです。
塩タレは下記の厳選素材(抜粋)で作られています。
①沖縄 粟國の塩
⇒素材の旨味を引き出し、醤油などの加工品とも相性が良いのが特徴
②シベリア 岩塩
⇒ミネラル分が多く含まれるシベリアの地下から掘り出された自然塩
③沖縄 ぬちまーす
⇒21種類のミネラルを含む、マグネシウムやカリウムが豊富な塩
スープを一口飲むと温度が低いかな?と感じますが、この温度調整がスープ全体に丸味を帯びた優しい味わいに仕上げています。
鶏の濃厚な旨味がストレートに口いっぱいに広がります。
鶏油らしきものが結構浮いてますが、しょっぱくないんですよね。
これぐらいの色をした塩ダレって、結構しょっぱいことが多いじゃないですか?
けど…後味がスッキリしていて、全然しょっぱくありません。
むしろ、干貝柱や羅臼昆布のコクが残り、クセになる美味しさが広がりました。
厳選素材が成せるわざなんでしょうか?それとも、店主がスゴイのか。
麺は中細で、スープとの相性も抜群です。
特製を注文したので、鶏と豚の叉焼が入ってます。
鶏叉焼は、とてもしっとりした感じで、ジューシーです。
豚叉焼は、肉の歯ごたえを感じる、少し固めの食感です。
寿雀卵味玉は黄身が非常に濃く、あと惹く旨さです。
味が濃いトッピングが多い中、ゴボウもありました。
口の中をさっぱりとリセットしてくれます。
メニュー②醤油ラーメン
塩ラーメンと同様、厳選素材から作られた醤油ラーメンです。
今回もよくばって「特製(全部のせ) 1,150円」を注文しました。
糸唐辛子と三つ葉が芸術的です。
スープは名古屋コーチンを使用した鶏ベースの醤油スープです。
醤油の味は濃かったですが、鶏油?とあわさることで深みのあるスープに変化しました。
ついついスープに夢中になってしまいますが、気付くと飲み干してしまうので注意が必要ですw
変わり玉は、ポルチーニの風味が食欲をそそる替え玉です。
ポルチーニの風味とクセになるしょっぱさが麺に絡み、夢中になって食べてしまいます。
スープに入れるのも良いですが、私はそのまま油麺として食べるのが好きです。
メニュー③淡麗煮干麺
とある木曜日に訪問しました。
特別営業とは知らずに店内に入ったら、蟹の風味が充満していました。
なにごと!?と思ったら、本日は蟹煮干のみ。
ようやく状況を理解して淡麗煮干麺を購入。
待つこと10分程度。来ました。
蟹の風味が凄いです。
スープを一口入れただけで、口の中は蟹一色に染まりました。
風味、味ともに申し分ない美味しさです。
出汁は蟹煮干と渡蟹のダブル、蟹煮干香味油と蟹づくしです。
納得の風味と計り知れない仕込みですよね。
正直、ここまで蟹の出汁が効いたラーメンは食べたことがありません。
麺は全粒粉入りの細麺で、少し固めです。
そのわずかな固さが蟹煮干とよく絡み、夢中で麺をすすらせてくれます。
お見事です。
叉焼は美桜鶏の胸肉で、弾力が凄くて食べごたえがありました。
絶妙な火の通し方なので、どちらかというと生?に近いように感じました。
味は濃厚で、あとあじも◎でした。
同じ鶏の肉団子もそうですが、お麩が蟹のエキスを吸収して、旨味の塊でした!
これを計算してのお麩は、
うずらの味玉も濃厚な味わいで、どれも蟹の出汁に負けていませんでした。
麺を一通り食べ終え、変わり玉を注文しました。
通常麺を国産レモンで和えた変わり玉です。
何故レモンなのか?けど、あと惹く旨さで箸が止まりません。
この味の組み合わせを考えられるって、本当に感心します。
今回は蟹でしたが、来週になったら別メニューになってる可能性が高いです。
一期一会なので、いま食べることが出来る味を大事にしていきたいです。
なので、私はこの味を胸に刻みながら食べました(大げさw)
芸術に対しての探究心が凄まじいですね。次の木曜が楽しみです。
おわりに
麺画廊 英さんでした。
改めて申し上げますが、本当にすごいお店です。
探究心が大変強く、常に新しいラーメンのスタイルを私たちに提案してくれます。
なので、これが美味しい!また次も食べたい!って思うメニューは、次には無いかもしれません!
塩、醤油のレギュラーメニューは別ですが。
個人的にオススメなのは、塩ラーメンです。蟹煮干しもオススメなのですが…メニューに無い可能性が…。
あったら是非食べてみてください。
化学添加物を一切使っていないのも、優しい味の秘密かもしれませんね。
平日のランチタイムは状況を見て入ることをオススメします。
一度に2杯ずつ提供されるので、一気に人が入ると提供までの時間がかかります。
人形町は他にも美味しいラーメン屋さんたくさんがあります。
そちらにも足を運んでみてください。
いなせ

あづま軒

「麺画廊 英 (ハナブサ)」の住所・地図
>> 麺画廊 英 (ハナブサ)(人形町/ラーメン、ダイニングバー) |食べログ
住所:東京都中央区日本橋人形町2-35-2